見学会当日の流れをまとめました。
7:20 東邦大学習志野キャンパス 出発
教員1名、学生17名が本見学会に参加しました。
やや雨混じりの天気ですが、晴れることを祈ります。
映画「リメンバー・ミー」を見ながらの移動です。
朝のぼんやりした気分を無くしてくれる、わくわくする映画でした。
しかし朝が早いこともあり、寝ている人もちらほら・・・
11:10 双葉サービスエリアにて昼食
山梨県内にある双葉サービスエリアにて食事をとりました。
山梨名物のほうとうやカレー、ラーメン等各自好きなものを食べました。
ほうとうには一口では食べられい程大きなかぼちゃが入っていました。
ソフトクリーム等のデザートもありましたが、午後まで我慢です。
出発直前、バスに戻る途中で数名迷子になっていましたが、無事全員そろって野辺山へ出発です。
13:00 野辺山宇宙電波観測所 到着
幸い天候は回復し、自然豊かな野辺山が見られました。
電波観測所なので、携帯電話やスマートホンの電源を切ってから敷地に入りました。
現地では研究所職員の方々に施設の案内をして頂きました。
まずは3種類の望遠鏡について説明して頂きながら見学をしました。
6台の可動式アンテナにより直径約600mの電波望遠鏡を実現するミリ波干渉計(現在運用終了)
84台のアンテナから成る太陽専門の電波望遠鏡である電波ヘリオグラフ
8台のアンテナで太陽の長期変動を調べる太陽電波強度偏波計
ミリ波干渉計を間近で見たときの大きさや、広大な平原にずらっと並べられたヘリオグラフには学生から驚きの声が上がりました。
いよいよ45m電波望遠鏡へ。
遠くからでも大きく見えたアンテナは、近くで見ると迫力満点でした。
写真で見るよりも実際はさらに大きく見えます!
45m電波望遠鏡の内部の見学をさせて頂きました。電波を反射させるための鏡や、信号を集める装置などを見ることができました。
鏡といっても私たちが普段使う鏡とは異なり、大きな円盤状の金属板のようなものでした。アンテナの回転で配線が絡まらない仕組みや、機器のために内部が涼しく保たれている事など現場に行ったからこそ分かることが多くありました。
また制御室を見学もさせて頂きました。。ここではアンテナの角度の調整や気象状況を見て観測を行うかの判断等を行うそうです。
温度、湿度、風の強さなどの細かい気象状況がモニターに映し出されていました。
標高1350mの高地に建設されたのも、観測において気象条件が重要であるためだそうです。
最後に観た4Dシアターでは、まるで自分が宇宙空間にいるかのようなリアルさを体験できました。
15:00 野辺山宇宙電波観測所 出発
清泉寮で休憩
帰路の途中、清里高原の清泉寮に立ち寄り、小休憩。
広大な草原を見ながら食べるソフトクリームは格別でした。
眺めの良い足湯もあり、気持ちよさそうに浸かっている人もいました。
16:00 東邦大学習志野キャンパスへ出発
帰りは映画「天地明察」をみながら帰りました。
江戸時代に算術と天文学を駆使して暦を作り上げた囲碁棋士の物語で、本見学会にも通ずる内容でした。
途中道路の渋滞もありましたが、無事に到着しました。