東邦大学物理学科について

東邦大学理学部物理学科は、良い教育は良い研究によってささえられるという理念のもと、物理学の基礎を身に つけ、広く社会に貢献できる人材を育成することを教育目標としています。1982 年の創設以来、2000人を超える 学部卒業生、400人を超える大学院修了者を世に送り出してきました。

重力波について

2016年2月11日、アインシュタインの予言から100年、人類初の重力波の直接観測の成功が報告された。それは13億光年の彼方で2つのブラックホールが衝突したときに発生した時空のさざなみであった。重力波の直接検出は、我々は、宇宙を見る新しい「目」を手に入れたことを意味する。光では見えないブラックホールや宇宙のはじまりも重力波によって観測できる可能性がある。重力波の直接観測。100年前に出されたアインシュタインからの宿題が解かれたいま、重力波をつかって宇宙や重力の謎を解明する、そんな画期的な時代が幕を開けた。

超伝導について

電気抵抗がゼロになる現象を超伝導といいます。超伝導体は、電気エネルギーを無駄なく有効活用できる、ケーブルの新素材としても期待されています。近年、マイナス 120 度で超伝導になる物質(高温超伝導体)や、普通は電気を通さないはずの物質でも、ある状況下では超伝導になる物質が発見され、注目されています。物性物理研究室では、日本で初めて有機導体における超伝導状態を発見しました。