見学会の様子

 2013年9月13日(金)に東邦大学理学部物理学科主催で国立天文台野辺山宇宙電波観測所への見学会のが行われました。このホームページではその見学会の1日の様子を紹介していきます。

7:20
 東邦大学習志野キャンパスに集合
 朝から青空が広がりそれまでの野辺山見学会の中で一番の天気になりました。3年生7名、4年生4名、大学院生2名と宇宙・素粒子教室の北山先生の14名で野辺山へ出発しました。バスで習志野から高速道路で都内を抜け中央道を進み、車内では恒例の映画鑑賞会がスタート!今年は「劇場版TRICK霊能力者バトルロイヤル」と「アメトーーク!」を観ました。






9:50
 談合坂SAでちょっと一休み。昼食を買ったり、ソフトクリームを食べたりしました。面白いマスコットを発見したので、パシャリ(笑)。





11:50
 今年は野辺山電波観測所の少し先にある八ヶ岳が見渡せる展望台で昼食をとることになりました。到着し、いざ大パノラマ・・・のはずが山頂部分にだけ雲がかかっており雄大な景色を見ることはできず、「心の目で見るんだよ」と北山先生から名言を頂きました。



観測外観

八ヶ岳

集合写真



13:00
 いよいよ本日のメインイベント、野辺山電波観測所見学へ。
案内をして下さる方は、衣笠さん。入口から45m電波望遠鏡まで向かう最中もミリ波干渉計や電波へリオグラフなどについて丁寧な説明をして頂きました。



説明の様子

ミリ波干渉計

45m全体



 45m電波望遠鏡に到着。真下まで来るとその大きさに一層驚かされます。ミリ波の観測帯域において世界最大の口径のアンテナは存在感が違います。ここからは半田さんと齋藤さんが案内して下さいました。そしてなんと、この望遠鏡を上ることに!地面が見える階段と通路で足がすくみながらもアンテナの目の前へ。アンテナの動きを支える可動部をまじかで見ることができました。



アンテナ直下

外部の説明

可動部



 続いて望遠鏡内部も見学しました。内部は沢山の観測機器で埋め尽くされていました。観測はこの場所では行わず望遠鏡の隣にある観測棟で行っています。装置が正常に動作しているかを確認するため多数のカメラが配置されています。
現在は点検時期で、観測の期間は湿気が少なく電波をとらえやすい12月から翌5月に行います。
 最後に観測棟の見学をしました。こちらにも多くの機器が配置されモニターがずらりと並んでいました。観測時期には多くの研究者がこちらにやってくるそうです。
 お忙しい中、親切に説明をして下さった、衣笠さん、半田さん、齋藤さん、ありがとうございました。



内部の説明

観測棟の説明



15:00
 野辺山電波観測所を出発し、ちょっと寄り道で清里高原にある清泉寮に向かいました。清泉寮名物の本日2度目のソフトクリームを食べました。パーキングよりも断然おいしかったです。さらに、足湯もあり他の観光客と一緒に旅の疲れを癒しました。最後に、お土産を買ったり、高原の風景を眺めたりして大自然を満喫しました。





16:00
 清泉寮を出発して習志野キャンパスへ帰ります。帰りも映画鑑賞です。「おおかみこどもの雨と雪」、「時をかける少女」の細田守監督作品2本立て!首都高が渋滞してこともあり、2020年のオリンピック・パラリンピックの東京開催決定を記念した東京タワーのイルミネーションをゆっくり見ることができました。


20:00
 キャンパスに到着。


 普段なら体験することができない貴重な時間を過ごすことができました。この機会に宇宙のことに興味を持ったり、新たな発見をすることができたのではないでしょうか。そして、見学会が最後まで無事に成功することができて良かったと思いま。お疲れ様でした!!



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